退職が現実になった一日

今日は会社で朝いちばんの会議があり、リーダー格の人たちだけに、私が近いうちに退職することが正式に伝えられた。

朝、直属の上司が私のところへ来て、「この会議では、さらに上の上司からリーダーたちに退職の件を伝えるので、申し訳ないが今回は参加しないでほしい」と告げられた。いよいよ職場にも退職の話が広がり始めたのだと実感した。

夕方近く、トイレへ向かう途中でリーダーの一人に声をかけられた。「聞きましたよ。びっくりしました。少し話を聞かせてもらえませんか」と言われたので、人の少ないパーテーションで仕切られた場所でしばらく話をした。

私は、ここ数年は頭と体が仕事についていかなくなり、休日も仕事のことが頭から離れず、だましだまし何とか続けてきたことを話した。また、退職後はすぐに転職活動をするのではなく、まずはしばらくゆっくり休むつもりであることも伝えた。

すると彼は、「自分も子どもがいなければ、真剣に退職を考えていたと思う」と話してくれた。また、今の職場から異動できるよう、自分なりに準備を進めていることも打ち明けてくれた。

彼は普段から活発で、上司にも部下にも思ったことを遠慮なく伝えるタイプの人だ。しかし、そんな彼でもさまざまな思いや悩みを抱えながら働いているのだと知り、人それぞれ見えない苦労があるのだと改めて感じた。

退職まで残された日数は少なくなってきたが、焦らず、粛々とやるべきことを一つひとつ進めていきたいと思う。

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