退職の話を進める中で感じたこと

昨日は、約16年前に今の会社へ入社する際、口をきいてくれた方に退職することを伝えた。
自分にとっては、今の会社で働くきっかけを作ってくれた恩人のような存在であり、退職を伝えることには少し緊張もあった。

話をすると、驚かれてはいたものの、「もし体力的な限界なら、自分しかわからないのでそれは仕方ない」と、静かに受け止めてくれた。その言葉を聞いて、少し肩の力が抜けた気がした。

そして今朝、改めて直属の上司と、そのさらに上の上司へ退職の意向を伝えた。
直属の上司からは、「これまでしんどそうにしていたのを見て見ぬふりをしてしまい、申し訳なかった」という言葉があった。自分としては、その言葉を聞いて、少し複雑な気持ちになった。もちろん、現場はみんな余裕がなく、それぞれが自分の仕事を抱えている状況だったので、誰か一人を責める気持ちはない。ただ、自分自身もかなり無理を重ねていたのだと、改めて感じた。

一方で、そのさらに上の上司は、声こそ抑えていたものの、どこか腹立たしそうな様子で、「なぜ誰にも相談せず、一人で決めたのか」という口調だった。会社としては突然の話に感じたのかもしれないし、管理する立場として思うところもあったのだろう。

ただ、自分としては、相談して解決できる段階を、もうかなり前に過ぎていたようにも思う。
ここまで来るまでに、自分なりにずっと考え、悩み、なんとか踏ん張ってきた。その末に出した結論だった。

退職の話を進める中で、相手によって反応も言葉も違う。
それぞれの立場や思いがあるのだろうと思う。自分自身も、これから先の不安が全くないわけではない。ただ今は、まず心と体を少し休めたいという気持ちが、一番大きい。

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