今日は、妻からこれからの暮らしについて、ある願望を聞いた。
それは、今よりもさらに田舎にある一戸建てに住み、家の前に畑を作り、犬や猫を飼い、自然に囲まれながら暮らしたいというものだった。
私たちが現在住んでいる場所も、決して都会というわけではない。周囲には自然もあり、都会のような人の多さや喧騒があるわけでもない。
しかし、妻が望んでいるのは、今よりもさらに自然豊かな環境での暮らしのようだ。
家の前に畑を作り、自分たちで野菜を育てる。そして、犬や猫と一緒に暮らす。できるだけ自然に近い生活を送り、自然の中でゆったりと暮らしたい。
妻の話を聞いていると、そんな暮らしに憧れているのだと感じた。
確かに、そうした生活には魅力がある。
朝、自然の中で目を覚まし、家の前の畑の様子を見に行く。季節ごとに野菜を育て、収穫したものを食卓に並べる。家の中には犬や猫がいて、自然に囲まれながら毎日を過ごす。
長年、会社員として忙しく働いてきたことを考えると、そうしたゆったりとした生活に憧れる気持ちは理解できる。
ただ、自分には少し迷いもある。
現在の住まいは、駅から徒歩圏内にあり、車で移動するにも高速道路が近い。すぐ近くにはショッピングセンターもあり、買い物にも困らない。
自分にとっては、こうした便利さが非常に大きい。
今よりもさらに田舎に行けば、現在よりも買い物や病院などが不便になる可能性もある。車がなければ生活できない場所もあるだろう。
もちろん、車を運転できる間はそれほど問題にならないかもしれない。しかし、これから年齢を重ねていくことを考えると、便利な場所に住むことの大切さも、これまで以上に意識するようになった。
妻が望む暮らしが間違っているとは思わない。
むしろ、これからの人生をどのように過ごしたいのかを考えたとき、自然の中で暮らしたいという気持ちは、よく分かる。
自分も、これからは会社に毎日通勤する必要がなくなる。
これまでのように、職場に近い場所や通勤のしやすさを最優先に考える必要もなくなるため、住む場所については、これまでとは違った考え方ができるのかもしれない。
一方で、自分は今の便利な生活をすべて手放したいわけではない。
今よりも自然が豊かで、畑を作ることができ、犬や猫と暮らせる。
しかし、買い物や病院にもそれほど困らず、車で少し移動すれば生活に必要なものがそろう。
そんな場所があれば、妻の希望と自分の希望を両立できるのかもしれない。
ただ、そんな都合のよい場所が本当にあるのかは分からない。
妻が「もっと田舎で暮らしたい」と話したことで、これからの人生をどこで、どのように暮らしていきたいのかを考えるきっかけになった。
退職をして、これからはこれまでよりも自由に時間を使うことができる。
すぐに住み替える必要はないが、これからの人生をどこで過ごすのかということも、夫婦で考えていくテーマの一つになりそうだ。
妻が望む、今よりもさらに自然豊かな暮らし。
そして、自分が手放したくない、今の生活の便利さ。
その両方を大切にしながら、夫婦にとってちょうどよい暮らし方を、これからゆっくり考えていきたいと思う。

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