あの日のタイカレー、これからの夫婦旅行

今日の昼は、妻と一緒にタイのココナッツ風味のグリーンカレーを食べた。

タイカレーを初めて食べたのは、2003年に妻と初めてタイ旅行へ行ったときのことだ。ツアー旅行だったが、夕食で出てきたタイカレーが、今でも印象に残っている。

食べ始めはココナッツミルクのようなまろやかな味で、「それほど辛くないな」と思っていると、しばらくしてから辛さが追いかけてくる。私はもともと辛いものが苦手なのだが、不思議なことにタイカレーは、ときどき無性に食べたくなる。

久しぶりに食べたくなったので、今回はレトルトのタイカレーを買ってきた。

一口食べると、懐かしいタイの記憶が少しずつよみがえってきた。

あのときのツアーでは、タイカレーを食べた後に「マンボー」という場所へ行き、ニューハーフショーを見学するという予定が組まれていた。初めて見るショーはとても華やかで、当時の私には新鮮で、楽しかったことを覚えている。

そのほかにも、象に乗る体験があったりと、今振り返ってみても、なかなか印象に残る旅行だった。

こうして何気なくタイカレーを食べただけで、20年以上前の旅行の記憶が鮮明によみがえる。食べ物には、味だけでなく、そのときの場所や出来事まで思い出させてくれる力があるのだと、あらためて感じた。

またいつか、妻とタイをはじめ、海外旅行へ行くことができるだろうか。

今は愛鳥の文鳥がいるので、飛行機で遠くへ旅行するのはなかなか難しい。それでも、いつかまた夫婦で海外へ行ける機会があればいいなと思う。

会社を辞めて、これからは時間の使い方を自分たちで決められる生活になった。

今すぐではなくても、これから先の人生で「また行ってみたい」と思える場所へ、妻と一緒に少しずつ足を運んでみたい。

今日のタイカレーは、そんな昔の思い出と、これからの楽しみを同時に思い出させてくれる昼食になった。

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